各教科の構成要素を知れ!足りないものを着実に埋める教科別勉強法

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受験勉強は2段階です。
①模試などで自分に足りない要素を明らかにして、それを埋める
②過去問で傾向に慣れ、実践的な力を付ける
②は、ここではとりあえず省きます。
①の作業は、私の場合ほとんど参考書で行いました。
下にそれぞれの教科の要素を書いているので、自分に足りない要素があるか見てみてください。
私が使った参考書も書いてあります。各参考書の詳しいレビューは記事を分けて書きます。
暗記の仕方についても、認知心理学の観点から別の記事で書きます。

現代文(センター・二次)

現代文の要素は
①読解力②要約力③漢字・語彙④背景知識
の4つです。
センターはひたすら過去問をやるしかないかなと思います。
あれは選択肢が間違い探しなので、慣れが必要です。
センター試験は二次と違って答えを公表しないといけないので、論理的に考えて確実にこれと言えるものがあるはずです。
あとは速読できるとだいぶ有利になれます。
③については、私は対策しなかったので何もいえません;;そんなに難しい言葉は出ないので普通に勉強していれば大丈夫です。
二次は、読解力はもともとある方も多いと思いますが(私は「現代文と格闘する」で勉強しました)、
②④に関しては自分から勉強しないと身につかないものなので参考書を使ったほうがいいです。
いきなり過去問から入っても解説が貧弱なので。
②のために「上級現代文」
問題集形式の参考書で、記述問題のアプローチの仕方がわかる良書です。
読めるけど書けない、という人にぜひともおすすめしたいです。
現代文の記述は、入れるべきポイントを判別できることと、それをうまくまとめる文章力にかかっています。
この本は1と2がありますが、私は1のみやりました。
④のために「生きる現代文読解語」
プレモダン・モダン・ポストモダンの思想の変遷、相対化と絶対化、芸術論、パノプティコンと言った頻出の話題について詳細に解説しています。
評論はある程度その分野に明るいことが前提で書かれている場合もあります。背景知識を持っていると文章が読みやすく、深い理解ができるようになります。
ちなみに漢字や慣用語も載っているのでセンター対策もできます。

古文(センター・二次)

古文は語学なので、必要なのは①解釈②語彙③文法④常識の4つです。
このうち解釈と常識は、「はじめからていねいに読解編」「古文解釈の方法」「古文上達56」を使いました。
前二つは解説系、上達56は問題集です。解釈は暗記ではないのでやりながら体得する必要があります。
語彙は「マドンナ古文単語」でした。語源で覚えると応用がききます。カードは作るのが面倒くさいのでどっちでもいいです(笑)
が、これだけだとちょっと足りないかもしれません。私はやっていないのですが周りの評判を聞くに「フォーミュラ」がよさそうです。
文法は学校の授業で十分です。残りは演習の中で補います。大学によれば上代の前置詞を覚えないといけなくなるかも?
センターの古文はそれなりに難易度が高いので、二次古文の記述はセンター古文を解けるなら解けるはずです。現代文と同じく、論理的に書きましょう。
有名な話は現代語のあらすじを読んでおくだけでも知識として役に立ちます。漫画でもいいです。

漢文(センター・二次)

漢文は①語彙②句法③文法です。
語彙と句法は「速答法」「漢文道場」を使いました。
文法というのは、動詞の次に目的格がくるとか、修飾語は前置修飾だとかいうような、語順の知識です。白文を書き下すのに必要です。
ただ難しいわりに大して点にならないので感覚でもいいかもしれません。センターの白文問題は再読文字など頻出の字に気をつければできるかと思います。それでできない問題は捨て問です。
受験は時間が限られているので取捨選択も時にはしなければなりません。
あと漢文は似たような話が多いので慣れると楽です。論理を整理しながら読んでください。

数学(センター・二次)

数学は①まず教科書レベルを理解し、②青チャートなどの網羅系参考書で解法という道具をそろえる のがメインです。あとは③応用問題を解法が使えるように解きほぐす(方針を立てる)練習 をします。
教科書の理解は2年までに終わらせておきましょう。授業中に不明な点を残さずに済ませてしまうと楽です。
解法体得ですが、私は「面白いほど〜」「青チャート」を使いました。面白いほどでセンター8割は乗るようになります。満点は二次試験の勉強をしていれば自然にとれるようになります。
解法をそろえるときには、その解法のしくみをきちんと理解してください。公式もしかりです。やり方だけ覚えても応用がききません。
方針力は「プラチカ」と過去問演習で養います。
数学は他教科と違い、逆像法など独学では理解が難しいところがあります。そういう場合は誰かを頼ってください。
私は受験の月というサイトをよく参考にしていました。

英語(センター・二次)

英語も語学なので古文漢文と同じようなアプローチをします。
ただ分野が多くて面倒です。
まず長文です。
①解釈②語彙③文法があれば長文は読めます。
解釈は、「ビジュアル英文解釈」が最高峰です。本当に良書でした。
語彙も文法もやったのになぜか長文が読めない、という人はこれを1周してください。センター8割は下りません。
ビジュアルをやるときには焦点読む→全訳→解説読む→音読するを1セットとしてください。この1セットはすべてやってください。音読は意味を意識しながらしないと力になりません。
ビジュアルで足りなければ「ポレポレ」をやれば受験で読めない英文はほぼなくなります。
解釈は本当に大事です。解釈ができないと長文が読めない大きな原因になります。
解釈ができれば英語は怖くなく、得点源になるので是非とも習得してほしいと願っています。
語彙は適当な単語帳をやってください。覚え方としては一気に見て一気に忘れてまた一気に見る、の繰り返しです。語根などを気にしてみると覚えやすいかもしれません。
私は「ターゲット1800」と「速読英単語上級編」(精読を兼ねて)を使いました。ターゲットのpart3はやらなくていいです。スマホアプリでもいいですよ!
文法は、私は授業で済ませました。教科書程度の時制、仮定法、倒置、前置詞がわかっていれば大丈夫です。あとは過去問でその都度補いましょう。
前置詞は少し難しいので、「前置詞が分かれば英語がわかる」を読みました。この本は面白いので軽い息抜きにもなります。
センター英語は長文がほとんどです。
④発音⑤語法 の問題もありますが、もし190点200点安定を狙うならこのあたりの対策は必須です。
発音は学校で配られたプリントと過去問で対策したので紹介できるものがありませんが、
語法は英文法1000を使いました。量が多くて大変ですが意外と二次で出たりします。
次に⑥リスニングです。
これは、過去問をoverlapしまくってください。音読できるものは聞こえます。音読できないものは聞こえません。
ここで注意ですがそれっぽく読みましょう。個々の発音より全体の抑揚が大事です。
最後に⑦英作文です。
英作文は中学生並みの英語をミスなく書けるようがんばりましょう。自信が無い表現は使ってはいけません。こなれた英語を使う必要もありません。
参考書は「ドラゴンイングリッシュ」がとてもいいです。例文を覚えて、いろんな所に書いてある英作文の極意みたいなのを肝に銘じてください。あとは過去問を解いて他人に添削してもらってください。ネットにも無料の添削サービスがあります。

理科基礎(センターのみ)

文系なので基礎です。すみません…
要素は①原理の理解②単語を覚える のふたつです。
センターの理科基礎は教科書だけで十分です。教科書に全て載っています。
ただ過去問がまだ1年分しかないので、予想問題集をやっておくと安心かもしれません。
この科目は丸暗記厳禁です。ちゃんと原理を理解してください。
わからないことは自分で調べると理解が深まる上、印象に残り覚えやすくなります。
☆日本史B(センターのみ)
私の2次試験は国数英だったので、二次試験については書けません。ごめんなさいm(_)m
日本史は
①大まかな流れをおさえること
②細かい単語を覚えること
の2つです。
講義系参考書と単語ドリルをひとつずつ買ってやりました。
講義系参考書は「面白いほど〜」を使いました。文化史が少々弱いですがこの本はとてもよいです。全体像を見失わないよう注意しながら読み進めてください。
教科書(山川)も読んだ方がよいです。教科書の書き方がそのままセンターに出たりします。また年号がいちいち書いてあるので覚えやすいです。
単語ドリルはある程度網羅性があればなんでもよいです。スマホの無料アプリでも大丈夫です!
具体的なやり方としては、ある程度頭に入るまで参考書を読む(1回だけでも可)→単語ドリルをやり、覚えていないものに印をつける→印をつけたところを参考書で確認
こんな感じです。単語を大体覚えたら、流れがわかっているか確認しましょう。といっても時代ごとにストーリーを思い出してみるだけです。曖昧なところがあれば参考書に戻りましょう。
流れと単語をそろえれば、あとは演習あるのみです。覚えにくいところはWikipediaを読むと印象に残るので、おすすめです。資料集を見るのも楽しいですよ。

倫理、政治経済(センターのみ)

①思想の理解(倫理)②細かい単語の暗記
です。
①はよくまとまっている「ハンドブック」と教科書で、②はセンター過去問でやりました。政経は教科書に載っていないような問題が出るので困りものです…
倫理は意外と細かい知識が問われます(メシア=油を注がれたもの など)
こういうのは地味に教科書にのってるので、一読しておくとよいかと思います。

最後に共通事項をいくつか。
①間違えた問題はコレクションする
当たり前ですが、間違えた問題をできるようにすればできない問題は減ります。
なのにこれを徹底していない人はたくさんいます。
②勉強を好きになる
どの教科も理解が深まると楽しくなってくるはずです。
好きだと勉強への身の入り方が違います。記憶力は好きなものに関してだと高くなりますよね。
デザインがいい参考書を選ぶ、勉強道具を好みのものにするなどもいい手段です。くだらないようで大事です。
③常に頭を使う
日常生活でも勉強中でも、なぜそうなるのか?これはあれと関係があるのか?という風に考えまくってください。
全体的な思考力は必ず役に立ちます。
国立大学は丸暗記が得意な人より、考えることがうまい人が好きです。
④過去問を大事にする
過去問演習でののびしろはとても大きいです。
なぜなら問題には傾向があるからです。
実力と点数はダイレクトに比例するわけではありません。
慣れと、悲しいことに運も関わります。
A判定は模試によりますが大抵合格率80%という意味ですよね。
私は二次の過去問を解き始める頃には河合と代ゼミでA判定でしたが、その点数を見ても10回に1回は落ちるような数字でした。
運のリスクを減らすには、実力を付けることと傾向に慣れること、つまり普通の受験勉強をするしかありません。

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